バヒド・ハリルホジッチ 国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ(62歳)
選手の経歴
主にフランスリーグに在籍しており、ポジションはフォワード。過去に2度の得点王に輝いている。
ユーゴスラビア代表として、1982年のワールドカップに出場。
監督の経歴
1998年から2002年にかけ、
フランスリーグの「リールOSC」で監督をしている。
当時2部から1部へ昇格し、翌年には初年度ながら1部リーグで3位と躍進させ、年間最優秀監督に選ばれている。
2008年からコートジボワールに就任し、圧倒的な強さで予選突破しWカップの出場権を得た。
その後2010年8月からクロアチアリーグのザグレブに就任。リーグ優勝を達成している。
記憶に新しいのが、アルジェリア代表である。
2011年6月から代表監督をしており、予選を見事に突破してWカップ出場をはたす。
ブラジルWカップ開催当時、下馬評ではベルギーやロシアが本命視され、リーグ戦突破は難しいと予想されていた中、
決勝トーナメントに進出。
決勝トーナメントのドイツVSアルジェリアは大会の中でもベストバウトという呼声が高く、優勝したドイツ相手に延長戦まで
もつれこむなど大奮闘が注目された。
ドイツに敗退したものの、見事にワールドカップのベスト16というアルジェリアにおいては歴史的な快挙を成し遂げている。
経歴から言えるのは、
実績として代表監督の経験がありWカップの出場をかけた予選は2カ国すべて勝ち上がっています。
また、相手国の弱点を分析してシステムを変更していきます。
メンバーも固定ではなくWカップでは先発メンバーを5人代えて試合に、入るなど臨機応変に調子が良い選手を選ぶ知将な印象があります。
規律を重んじる監督でアルジェリア時代にワールドカップ前に主力だと思われていた選手が何名かメンバーから外れていました。
チームのことを優先に考えているので、上層部に対して意見も言ったりするそうです。
スポンサーや上層部に媚びないようです。
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